メタル界のサブちゃん、メタル界のゴッドファーザーことロニー・ジェイムズ・ディオが逝った。胃がんだったそうだ。享年67歳。っつーか、うちの親父より年上か!?
ディオと言えば、DEEP PURPLEを脱退したリッチー・ブラックモアと共に結成したRAINBOWをはじめ、OZZYの後のBLACK SABBATH、そして自身のバンドであるDIOのヴォーカリストとして活動。その経歴もさることながら、数々の名曲を生み出してきた。
ただ「Heaven and Hell」は名盤だと思うけど、正直SABBATHはOZZYの方が好きだし、RAINBOWもディオ時代の方が名曲は多いけどジョー・リン・ターナーのヴォーカルが好きだし、個人的にはディオのヴォーカルをあまり好んで聴くという感じではなかったんだよね。
それは多分、ハードロックやヘビーメタルというカテゴリーにあって、声のトーンやビブラート、そしてデカすぎる声!(すごい声量)でバリバリの演歌歌手的なところが、自分と重なるからだろう(ちなみに、SCORPIONSのクラウス・マイネも同カテゴリー)。自分は嫌いだからね、自分の声。
でもディオの場合、それがキャラクターとして際立っていて、メタル界にその歌唱や様式美なんかを完全に確立したところが凄い。そういった意味では、お手本には最高なんだけどね。
まあそんなわけで、またメタル界の重鎮が逝ってしまったわけですが、「ロッカーは死ぬまでロックし続けなきゃダメだ」ということを改めて感じました。冥福を祈ります。
ちなみに、Yzも写真撮るときには自然にやってしまう、スタン・ハンセンでも有名な「コルナ」をヘビーメタル界に広めた人でもあるらしい。知らんかった。
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